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2024.8.17
「GOOD WEDDING AWARD 2024」ベスト50受賞インタビューを公開しました
ベスト50への選出、ありがとうございます。結婚式という場の魅力は、普段は伝えられない想いもまっすぐに届くことだと思っています。そのお手伝いをできていること、新郎様新婦様とそしてスタッフ一同で作り上げた結婚式にこのような評価をいただいたことを大変嬉しく思っております。これからも結婚式という1日がこれからのおふたりや関わってくださった方々の背中を押すような時間になるように向き合っていきたいと思います。
まずは新郎様新婦様が、平安神宮会館を選ばれた経緯を教えてください
「和装を着たい」という憧れを抱いていた新婦様。おふたりは、神前式をご検討されていらっしゃいました。京都で神前式ができる会場をお探しの中、平安神宮会館を見つけてくださいました。
神前式はご家族の繋がりを深く感じられる挙式である半面、広い境内で砂利道を歩く可能性や、挙式会場からご披露宴会場まで移動に時間がかかる場合もございます。平安神宮会館では、そういったご移動が少なく、車椅子をご利用いただけるバリアフリー設計。
ゲスト目線での居心地の良さを大切にされていたおふたり。平安神宮会館の「ゲストの方々への負担が少ない」ということがおふたりの決め手となり、お申込みくださいました。
今回のテーマ『みんなの文化祭』について、心に残ったエピソードを教えてください
おふたりがイメージされていた、”みんなで”作り上げる結婚式”を、当日は迎えられたように感じました。
学生時代、文化祭の実行委員として出会われたおふたり。そして、ご参列されたご友人の方々も、文化祭の実行委員を通してご友好を深められた方々が多くいらっしゃいました。
「ゲストと”みんなで”楽しみたい」。
そんなおふたりの想いから、文化祭のステージという要素を含めたペンライトでの入場や、屋台をイメージしたデザートビュッフェではポップを作成されるなど、工夫を凝らされたおふたり。ゲストの方々が楽しめる演出が多く、大盛り上がりでした。「おふたりも、ゲストの方々も、学生時代を思い出していただければ嬉しいな」と、私自身も幸せな気持ちを分けていただきました。
さらに、ご親族へ想いを伝えるお時間を披露宴で設けられた新郎様。ゲストの方々が全員で参加できる文化祭のようなご結婚式だったからこそ、ご家族の愛情をその場にいた全員が感じる、あたたかな時間となりました。
本橋さんが結婚式を創るうえでのこだわりや大切にされていることは何ですか?
「結び」という抽象的で目に見えない出来事を、体現する1日にすることです。
結婚式をただ挙げるだけじゃない。その1日が、おふたりにとって意味があり、ゲストの方々にとっても意味があるように、進行を相談していくことを大切にしています。そのためには、どんな小さなことでもご相談していただきやすくなるような空気作りを心がけています。お打合せの中では、おふたりが使った言葉やワードチョイスを使ったり、おふたりの話のスピード感を合わせていきます。
お打合せの時間を通して、おふたりと深く分かり合うことで、結婚式という節目におふたりが作り上げたい空間を、より近くで感じられるのではないかと想い、日々精進しています。
本橋さんから見た平安神宮会館の結婚式の魅力を教えてください
平安神宮会館は、場所自体の価値がとても高い会場です。長い歴史を持つ平安神宮。長くある建物は、先祖代々大切にされてきた場所であることから、節目の日に相応しい場所だと思っています。加えて、会場はモダンでトレンド感があり、歴史がある奥ゆかしさとのギャップが、とても魅力的です。
また、私は平安神宮会館の結婚式で、大好きな瞬間があります。それは結婚式当日、ゲストの方々がはじめて平安神宮会館の一番の魅力である国指定名勝庭園 神苑をご覧になった時の「歓声が上がる瞬間」です。
会場のカーテンを閉め、景色が見えない中ゲストの方々をお迎えします。おふたりが入場されてから一気にカーテンが開く。その瞬間、会場中が外の光に包まれ、厳かで美しい庭の緑が広がり、ゲストの方々から歓声が上がる。披露宴会場からの素晴らしい眺望をゲストの方々に喜んでほしくて、平安神宮会館を選ばれる新郎様新婦様が、きっと多いんじゃないかと思います。おふたりの望んでいる景色を、形にすることができる。
建物の価値や素晴らしさはもちろん、かけがえのない瞬間をつくれる結婚式場だと思っています。
今後の展望を教えてください
私が、とても幼い頃。もう場所がどこであったかも覚えてないほど昔に、親戚の結婚式に参列したことがあります。地方で宿泊も兼ねた結婚式で、とても楽しく、感動した記憶が残っています。
結婚式という時間のなかで、おふたりはもちろん、参列いただいたゲストの方々の心にも残る、あたたかな記憶を作り上げられる結婚式を目指していきたいです。
また、私がそんな瞬間と出会った、地方での宿泊を兼ねた結婚式にも今後は携わることができればと考えています。結婚式当日の前後におふたりが宿泊されることから、記憶に残るようなきっかけをつくることができる機会が増えます。今私はFUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORTのプランナーとしてご縁を頂くことも増えました。会場の徒歩圏内にVMGグループのホテルがあるので、より長いお時間ご一緒する結婚式の一日を創っていけたらと思っています。
結婚式当日を迎えられるおふたりを、その空間にいる全員が想う。そんなあたたかな時間を、これからもお手伝いしていきたいと思います。