Party Report

Concept

美景で叶える京のおもてなしウエディング

WEDDING DATA

時期: 2023年9月
挙式会場: 平安神宮会館
挙式スタイル: 神前式
人数: 39名様

ほのぼのとした穏やかな雰囲気がただよう新郎様新婦様。その場が一瞬で和むような、息ぴったりなおふたりの掛け合いが印象的でした。一生に一度の晴れの日を、笑顔の絶えないあたたかな一日にしたいとお話くださったおふたり。ゲストの皆様に想いを寄せながら、当日まで丁寧にご準備くださいました。

永遠に在り続ける場所を晴れ舞台に

新婦様のご出身地である京都にて、結婚式をご検討されていたおふたり。一生に一度の特別な日は、『時を経ても在り続ける場所』で迎えることを強く意識されていました。そんなおふたりが挙式の舞台にお選びになったのは、明治２８年の創建から現在にいたるまで、人々に永く愛されてきた平安神宮。さらにおふたりの心を惹きつけたのは、平安神宮会館の披露宴会場から一望できる神苑。造園の資格をお持ちの新郎様のお母様や遠方からお越しくださるゲストに、京都らしい美景を肌で感じていただきたいという想いも込めてご決定くださいました。

ゲストおひとりおひとりに寄せられた想い

現在は、関東にお住まいの新郎様新婦様。お打合せは、京都と関東をオンラインで結んで進められました。格式を重んじながらもユーモアも交えた一日にしたいと、その両方を進行に組み込まれたおふたり。ご歓談をメインに、ゲストと過ごす穏やかな一日をイメージされながらご準備くださいました。また、和スイーツを中心にしたデザートビュッフェを取り入れ、ゲストに甘いおもてなしも。お子様ゲストから大人のゲストまで、心からお喜びいただけるようにとお気持ちをこめられました。画面越しからでも伝わってくる、おふたりの朗らかなお人柄。笑顔が溢れる和やかな準備期間となりました。

晴天の下で誓う永遠の愛

頭上に広がるのは、透き通るように美しい青い空。おふたりの門出にふさわしい、絶好の日和となりました。それぞれ白無垢と紋付袴に身を包み、清らかな佇まいでご登場されたおふたり。ゲストの皆様は栖鳳池にかかる泰平閣にて、おふたりをあたたかな拍手でお迎えくださいました。朱色の回廊を進む参進の儀では、お母様に手を取っていただきながらゆっくりと歩まれた新婦様。誓いの時に向けて、静かに心を整えられているご様子でした。平安神宮で叶えられた、伝統と格式のある本物の神前式。厳かな雰囲気のなか、神様に向けて永遠の愛を誓われました。

前撮り衣裳をゲストにお披露目

ウエルカムスペースには前撮りのお写真を飾り、当日お召しにならなかった衣裳をゲストにお披露目。有名タレントがデザインを手掛けた鮮やかな藍色の色打掛が、新婦様の運命の一着となりました。披露宴会場は京都らしく“和”を意識され、上品にまとまりのあるコーディネートに。ゲストの皆様は、おふたりがご用意されたペーパーアイテムやメッセージカードを手に取られながら、新郎様新婦様のご登場を心待ちにされていました。

おめでたい演出の数々

一番に感謝を伝えたい親御様に向け、おふたりがご用意されたのは“鏡開き”の演出。ご両家の親御様とともに力を合わせて木槌を振るわれ、鏡を開かれました。親御様との仲の良さが感じられるおめでたい演出に、一層高まる会場の祝福ムード。開かれた酒は枡へと注がれ、ゲストの皆様と酌み交わされました。また、ユーモアあふれる演出としてご用意されたのは、『寿』の文字が入った大きなおにぎり。豪快におにぎりにかぶりつくおふたりのお姿を写真に収めようと、ゲストも夢中になっているご様子でした。

親御様との思い出を心に刻む

お色直し入場は、チャペルでの挙式風にご登場。新婦様はお父様にエスコートしていただきながら、可憐なウエディングドレス姿でご入場されました。晴れ姿で、お父様と並んで歩くことを心待ちにされていた新婦様。そんな新婦様の望みが叶った、印象深いシーンとなりました。披露宴の結びでは、大切な親御様へ向けて感謝の手紙をお読みになった新婦様。素直な気持ちを綴った新婦様の手紙は、会場を感動の渦に包み込み、ゲストの涙を誘いました。悠久の歴史が刻まれた場所で、永遠の愛を結ばれた新郎様新婦様。これから先の人生、何度でもこの場所に帰ってきたくなるような、思い出深い一日となりました。