Concept
ゲストの心に光を灯した「陽だまり」のウェディング
WEDDING DATA
- 時期
- 2025年11月
- 挙式会場
- 平安神宮
- 挙式スタイル
- 神前式
- 人数
- 110
Concept
決断力と行動力を併せ持ち、常に前を見据えて歩みを進めてこられた新郎様。華やかさと洗練された感性を持ち合わせながら、ご自身らしさを自然体で表現される新婦様。おふたりが結婚式に込められたのは、「心からホッとくつろげるひととき」をゲストと共有することでした。日本ならではの趣や美しさを感じられる場所で、これまで支えてくださった方々と、穏やかで和やかな時間を分かち合いたい。おふたりが歩んできた日々、そしてこれから紡いでいく関係性を「陽だまり」になぞらえ、ゲストへ感謝と喜びを届けることが、ご婚礼を執り行う理由となりました。
本物志向で幅広いご縁を大事にされているおふたりは、多くのゲストをお迎えする一日だからこそ、歴史と品格を感じられる平安神宮会館を結婚式の舞台に選ばれました。中でも、お料理の繊細な味わいと確かなクオリティの高さは、「ゲストの皆様に心から美味しいと感じていただきたい」というおふたりの想いに、誠実に寄り添ってくれると実感された部分となりました。
ある日の打ち合わせで交わした会話の中から、新婦様が新たな命を授かられていることをお知らせいただきました。その喜びをゲストの皆様とも分かち合えたらという想いから、ジェンダーリビールの演出をご提案。おふたりの人生に新たな節目が訪れていることを感じさせる印象深いひとときでもあり、こうした特別な瞬間が、おふたりがおふたりらしく穏やかな時間を重ねる中で、自然なかたちで生まれていきました。
平安神宮の歴史に見守られながら執り行われた神前式。日本の伝統に身を委ねたその時間は、おふたりの想いを静かに、そして確かに伝えてくれるものとなりました。
白無垢と紋付袴に身を包んだおふたりの姿は、平安神宮会館の佇まいと美しく調和し、列席されたゲストの心にも深く残る光景に。儀式の一つひとつを丁寧に進められるおふたりの姿に、参列された皆様も息を呑むように見守られ、会場全体が心地よい緊張感と祝福に包まれました。
おふたりの新たな人生の門出を祝う場として、「ワンモアチェアーズ」という乾杯を二度行う演出が取り入れられました。最初の乾杯では、新郎様がこれまでの歩みの中で大きな影響を受けてきた方へ想いを託し、続く乾杯では、おふたりのご縁をつないでくれたゲストとともに鏡開きが行われました。
自然なかたちでおふたりの人生に寄り添ってきたゲストの方々が関わることで、会場には笑顔と会話が広がり、あたたかさを感じられる時間となりました。
披露宴の中盤には、新しい家族の誕生を祝う「ジェンダーリビール」が行われました。この瞬間を迎えるまで、赤ちゃんの性別はおふたりも知らされておらず、新婦様が診断結果を封筒に入れて託してくださったことで実現した、まさにサプライズに満ちた演出となりました。らせん状のタワーへ水を注ぐと、光が静かに輝きながら性別が告げられ、会場には期待と驚きが入り混じった空気が広がりました。演出に先立って行われたスピーチでは、「無事に誕生してくれることが何より」という想いとともに、親御様への感謝を改めて伝えられ、会場全体がやさしい感情に包まれるひとときとなりました。
会場に集まったゲスト一人ひとりの言葉が、やさしく重なっていったのが「リレースピーチ」のお時間でした。おふたりとの想い出や、その方だけが知る一面。心に残るエピソードが次々と紡がれていきました。おふたりが大切にされてきた人とのつながりが、言葉として広がり、重なり合うその時間は、まさにテーマである「陽だまり」を感じさせるものであり、おふたりのこれまでの歩みが多くの人々の温もりに支えられてきたこと、そしてこれからもその温もりが集う場所であり続けることを確信させる、和やかな締めくくりとなりました。
結婚式当日、おふたりがゲスト一人ひとりの笑顔を見て心から喜んでいらっしゃる様子が忘れられません。大切な人たちに囲まれた時間が、おふたりの人生の宝物になることを願っています。おふたりやご家族よりも先に赤ちゃんの性別を知り、大切な写真を預かるという責任と信頼をいただけたことは、プランナーとして、とっても大きな喜びであり、忘れられない瞬間となりました。
平安神宮会館では、ブライダルフェアを開催しております。
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