Party Report

Concept

心温まる時間と笑顔を分かち合うアットホームウエディング

WEDDING DATA

時期: 2025年6月
挙式会場: 平安神宮
挙式スタイル: 神前式
人数: 51名様

丁寧で穏やかな佇まいが印象的な新郎様と、決断力があり、ご友人やご家族とのご縁を何よりも大切にされている新婦様。おふたりは、大切なゲストお一人お一人へ感謝の気持ちをお伝えする場として、平安神宮での結婚式をお選びになりました。

厳かでありながらもどこかやさしさに包まれた空気の中、心を込めたおもてなしとともに進んだ一日は、集われた皆様の心に深く刻まれる、あたたかく記憶に残るひとときとなりました。おふたりらしい、笑顔の溢れるハートフルなご結婚式の様子をご紹介させていただきます。

感謝を伝える舞台として選ばれた平安神宮会館

「ゲストの方々へ感謝の気持ちをしっかりと伝えたい」。そんな想いを大切にされていた新郎様と新婦様にとって、結婚式は「祝う場」であると同時に「おもてなしの場」でもありました。お越しいただく皆様に心からくつろぎ、記憶に残る時間を過ごしていただきたい。その一心で、会場選びも丁寧に進めてこられました。

平安神宮会館は、歴史ある平安神宮の境内に佇み、国指定名勝である神苑を望むことができる特別な場所。会場の大きな窓からは、美しい庭園が広がり、四季折々の自然がそのままおもてなしとなってゲストの方々をお迎えします。

また、お料理にこだわりたいと考えていらっしゃったおふたりにとって、京の旬の食材を生かした平安神宮会館のお料理も大きな魅力でした。伝統的な技法を大切にしながら、一皿一皿丁寧に仕立てられたお料理は、味わいはもちろん、彩りや器使いにまで心が配られ、ゲストの皆様に季節感と特別感を届けてくれます。

こうした眺望、空間、そしてお料理すべてが「大切な方々への感謝を伝えるおもてなし」につながると感じられたことで、平安神宮会館を結婚式の舞台に選ばれました。

晴れの日のはじまりは紅差しの儀で。ご家族との絆を感じるお時間

挙式当日は、お母様による紅差しの儀から一日が始まりました。花嫁様の身支度の仕上げとして行われるこの儀式には、「幸せになってほしい」という母の想いが込められています。静かな時間の中で交わされる視線や、そっと添えられる手のぬくもりが、胸に深く残るひとときとなりました。

長い歴史を刻んできた平安神宮という特別な場所で迎えるこの瞬間。より一層厳かで、忘れがたいものになりました。ご家族の愛情に包まれながら、晴れの日への一歩を踏み出されました。

歴史に見守られた、儀式殿でのひととき。家族の想いに包まれて迎える、厳かな挙式

挙式は、平安神宮の儀式殿で執り行われました。平安神宮の社殿と調和するよう設えられた儀式殿は、凛とした空気に包まれた、神前式ならではの厳かな空間です。

挙式は、ご家族・ご親族の皆様に見守られながら、ひとつひとつの儀式を丁寧に進められました。おふたりだけでなく、ご両家がこれまで紡いできた歩みや想いが、自然と感じられるひとときとなりました。

挙式後には、ご家族での記念写真撮影。ご家族との距離が近く、厳かでありながらも温かく、家族の絆をあらためて感じられる時間となりました。参列された皆様の心にも深く刻まれる、かけがえのない挙式となりました。

ゲストの方々への愛を、アイテムに込めて

ご披露宴では、大切なゲストの方々との思い出を紹介するアイテムをご用意。おふたりは、思い出の写真をコラージュし、懐かしい思い出がまるで一冊のマガジンのようにデザインされた冊子をご用意。おしゃれで洗練されたデザインに仕上げられ、ページをめくるたびにおふたりの世界観や、ゲストの方々との思い出が広がります。添えられた紹介文からは、ゲストの方々お一人お一人への愛情が自然と伝わり、会場には思わず笑顔が溢れておりました。

ゲストの皆様が心から楽しまれている様子が印象的で、おふたりと大切な方々との絆をあらためて感じられるひとときとなりました。

和装から洋装へ、想いを紡ぐセレモニー

お色直し入場では、洋装でのスタイルに身を包み、挙式シーンとしてのご入場となりました。新郎様はお母様からのジャケットセレモニーを受け、これまでの感謝とこれからへの想いが込められた、心温まるひとときに。新婦様はお父様とともにご入場され、会場はやさしくあたたかな拍手に包まれました。メインテーブル前ではエスコートチェンジが行われ、指輪の交換をされたおふたり。

そのままウエディングケーキ入刀へ。華やかなケーキが運び込まれると、会場の雰囲気は一気に明るくなり、ゲストの皆さまから大きな歓声と拍手が送られました。感動と笑顔が重なり合い、会場全体が一体となって盛り上がる、印象的なシーンとなりました。